置換モード【ちかんもぉど】

敬愛する静先生の「英語授業の大技・小技」p.100で紹介されている活動。

ねらい:日英のマッピング。ついでに生徒の英文理解を助ける。
時間:5分程度
コメント:静先生の例は単語を置き換えたものが多いが,フレーズで覚えさせることが多い。CDと同じスピードで読めるように指導すると良い。ネーミングが男子の心をくすぐることが多いが,女子には嫌われるので,Mixed Readingと呼ぶことも多い活動。生徒のi+1以上のところをこれで与えておくと,生徒の理解が深まるが,研究授業では常に「先に与えてしまったら,自分で読む力がつくのでしょうか」と質問される。そんなことを言われても・・・と思うが,生徒がその英文を理解するヒントにはなる。個人的には,生徒の力量よりかなりレベルが上の文があったら,とりあえずさっさと覚えさせとくか,という感じでやってます(すみません)。Tolerance for ambiguityですよね(と独り言)。前に同じ質問をされて,やっぱりまずいかなぁと思ってやめたら,真面目な生徒から「あれがなくなると困ります」と言われた。授業前の理解度が全然違うらしいです。やった方がいいのか,やめた方がいいのか,困ったなー。(←全然困ってない)

例:下線をひかせる。ノートに答えを書かせても良い。

I know that many of you are the first to graduate from college in your families. As you know, being the first is often a big responsibility, particularly in a community that is struggling to cope with record high unemployment. With few jobs, many of you may be considering leaving town with your diploma in hand.
桐原書店 Provision Communication English I Lesson 8)

Underlines the phrases.
(1) 初めての大卒の人々(6)
(2) 〜と対処しようと奮闘しているコミュニティ(8)
(3) 街を出ようと考えている(3)