CambridgeのText Inspectorは500語まで、テキストに含まれる単語がCEFRのどのレベルか分かるサイトで、とても便利です。
どのように便利かというと、テキストに含まれる語を
- 「これは書けるレベルまで覚えさせたいな」(例えばA2など)
- 「これは意味が分かればいいな」(例えばB1など)
- 「これは注レベルだな(C2など)」
などと分けることが可能になります。
そのサイトはこちら(English Profileの中に含まれていますが、なぜかEnglish Profileのサイトからいくと動きません)。
languageresearch.cambridge.org
実際、WikipediaのSimple Englishの記事「Boston Tea Party」を入力すると以下のように結果が示されます。
さらにその下に行き、各レベルのshow wordsを押すと、テキストに含まれる各レベル(B2、C1など)の単語を示してくれます。
これを使えば、前述したように生徒のレベルによって
- 「これは書けるレベルまで覚えさせたいな」(例えばA2など)
- 「これは意味が分かればいいな」(例えばB1など)
- 「これは注レベルだな(C2など)」
などと分けることが可能になります。
ただし、同じ語でも品詞によってCEFRのレベルは異なること、また特定の話題において頻度が高ければ、別にC2でも生徒には簡単になる。そのあたりの匙加減は教員が行うことが必要なことに留意して使いたいですね。