No Title Required. SIDE by SIDEは良い本だ!

ちわっす,有嶋です。

昨日か一昨日のエントリーに,STEP by STEPと書いてましたが,SIDE by SIDEの間違いでした。この間もこの間違いしてからかわれたのに学んでないとか言う。残念!!

いやー,それにしてもつくづく良い本です。今日はそのBook 3を紹介。持っている同僚から借りてみました。


SIDE by SIDE Book3
Amazon.co.jp: Side by Side THIRD EDITION Student Book with Audio Highlights: Steven J. Molinsky, Bill Bliss: 洋書



例えば,下のような会話が載ってます(出版会社の方,もし掲載することに問題があったら教えてください)。

A: Do you like to ski?
B: No, I don't. I'm not a very good skier.

で,これに,絵と一緒にRichard / singというキューがあるんです。
そしたら,生徒は,ペアで以下のような会話をすることになります。

A: Does Richard like to sing?
B: No, he doesn't. He is not a good singer.
A: Oh, is he!

これ,Aの生徒に Richard / singというキューを与えておいて,Bはそれを聞いて下のことを言うようなworkにすれば,楽しいですよね。BはAが言うことを聞いて,自分でheとかsingerとかにしないといけない。いい活動だなぁと感じました。もちろん,このキューは1個だけではなく,1つのこのような活動につき9つぐらい例があるので,いろいろと練習させることができます。いい本です。卯城先生に感謝です。もし今度どこかで発表する機会があれば,そのときに詳しくまた話しますね。これ,いろいろと応用して,いい活動ができそうです。


ところで,この本の活動がなぜいい活動になるのか,ちょっと考えてみました。


(1)自分でいろいろと文法的操作が必要。
Aの生徒はキューをもらって,生徒はDo/Doesの判断が必要です。そして,Bの生徒は,聞いた上でRichardを代名詞に変えて,singをsingerに変えなくてはなりません。He/sheは間違いやすいんですよね。いい練習です。ついでに,Aにエコーとして,Oh, is he!と加えてみました。これもいい練習になりそうです。

(2)使用場面が分かった上でのドリル練習。
どんな場面で代名詞や動詞などの変化が必要かわかります。単にMeanig-Formだけのドリルではなく,Useまで考えた練習になっていると思います。私の敬愛する山倉氏の提唱するCPP(Contextualized Pattern Practice)に近い感じがします。


こんな感じですね。さらに,このBook 3は現在完了進行形から過去完了まで載ってます。いろんな意味で刺激的な本だと思います。同じように文法本で感動したのは,Grammar Dimensions以来です。もし,機会があったらぜひぜひ手に取られてみてください!

では,更新が遅くなりました。

BGMはSugar

Maroon 5 - Sugar - YouTube
でした!(いいMVですよね)

では,今日なこんなところです。移動距離2000キロは疲れたっす!
さりゅ!