Microsoft teamsでの音読の課題の出し方について、結構反響があったので、課題の出し方を書いてみたいと思います。
1 最初にやること(チームの作成)
まずMicrosoft teamsのインストールするとか、アプリを立ち上げるとか、その辺りは省略します(^^)/。この説明では、macを使ってやっています。最初、iPhoneやiPadで試してみたのですが、よく分からなかったので、PCで行いました。だからこの説明もPC(mac)を使って課題を出すやり方を示したいと思います。
最初に行うことは、チームを作ることです。下の画面で、右上にある「チームに参加/チームを作成」ボタンを押してチームを作ります。
次のような表示になるので、「チームを作成」ボタンを押します。
課題を出すには、「クラス」を選択する必要があります。左上の「クラス」を選んでください。クラスを選ぶと、その名前と説明を入力するよう促されます。適当に名前を「3−1英語」などと入力し、説明には「3ー1の英語です」などと入力してください。後で変更もできると思いますので、適当で構いません。
その後で、メンバー(生徒)を追加する画面になりますが、これもスキップしても大丈夫です。自分で自分に試したいときには、ここにmicrosoft teamsで使っているアドレス以外(自分のyahooアドレスやgmailアドレス等)の携帯電話等のメールアドレスを入れておけば、後で試すこともできます。
すると、下の画面になります。まずは左側の「課題」や「チーム」などを押して、teamsがどういう構成になっているのか確認されてもいいかもしれません。
2 2番目にやること(課題の作成)
次に課題を作成します。左側のメニューの「チーム」を選び、下のような画面にします。
画面中央下に「作成」ボタンがあるので、押しましょう。すると下のように「課題」か「クイズ」か選択できます。ここでは、「課題」を選びます。
「課題」を押すと、次の画面に移ります。1つずつ説明します。
- まず「タイトル」を入力します。「音読しよう!その1」などと課題名をつけてください。
- 「手順」は、生徒に表示される説明です。実際には「1 Lesson 4のPart1のQRコードを携帯電話等で読み込み、音声をききます。(改行)2 教科書をみながら、音読をします。(改行)3 何度か練習をしたら、録音してください。」などと生徒への指示を書くことになります。今回試すだけであれば、対象は自分なので、「読め!」ぐらいでいいかもしれません(^^)/
- 音読の課題にするには、この手順の下のクリップボタンがある「添付」を必ず押す必要があります。ここで音読の指示を出すことができますが、音読の課題の出し方は、この入力項目の説明の後で書きます)。
- 「点数」には、生徒に与える点数をいれます(音読の上手さ(発音等を間違えたり、読み間違えずに最後まで読んでいる)3点(4段階)+流暢さ(時間制限(40秒以内)をつけて、その時間内に終わっている)1点+期日までの提出1点=5点満点)などと考えて、決めます)。今回は別に必要ないので空欄で大丈夫です。
- 「割り当てるユーザー」は、割り当てたい生徒を選びます。これも実際には設定が必要ですが、今回は変更の必要はないです。
- 「期日」は締切です。これも実際には設定が必要ですが、今回は変更の必要はないです。
以上入力を確認したら、上の3番目に書いた「添付」を押します。すると下の選択肢が出てきます。「音読の練習」を選びましょう。
「音読の練習」を選択すると下の画面になります。「WordまたはPDFのアップロード」「サンプルライブラリを参照する」と2つのボタンがあります。教科書等の音読を課す場合には、「WordまたはPDFのアップロード」を選びます。「サンプルライブラリを参照する」を選んでも楽しいです。
ここまでくれば大体終わりです。あとは、自分で自分に出して、生徒がどういう感じになるのか、また生徒から提出された場合、どのように点数を返すかなど、アカウントの移動を行わないといけないので忙しいですが(^^;、自分で自分に課題を課せば確認することができます。下の画面は提出された課題を確認している画面です。これは自動採点された画面です。
例えば、itsがいま赤くなっていますが、きいてみると、ほぼ発音しておらず飛ばしているように聞こえます。またnowは、もともとの英文になかったのを入れてしまっているような感じです。下の画面のように、この自動採点が行われた後で、単語の上で右クリックをして自動検出では指摘されていなかった間違えている箇所を指摘したり、または間違いとされているけれども、指摘を消去するなど、変更することも可能です。
というわけで、ちょっと説明に疲れてきましたが(^^;、Microsoft Teamsの「音読の練習」の課題の出し方の説明でした。この課題を出すと、生徒は何度も何度も練習して、一番良いものを提出すると思います。改めて確認することもないと思いますが、この何度も何度も読むということは、すごく英語学習には大事なことです。でも、音読をさせて、もっと英語ができるように子供たちを指導したいけど、子供たち全員の確認を行う時間がなかなか取れないし・・・と悩んだりしますよね。そんな先生方のちょっとした手助けになる機能ではないかと思います。こういう使い方もあるよ、などと発見された方はまた教えていただけると助かります。