松井先生の講義をまずは受講してみてはどうか

タイトルは松井先生のブログへのオマージュとして。

tmrowingさんこと、松井先生が文字指導の講義をされていたので、参加しました。今回はその講義の感想です。端的に言えば★★★★★でした(もちろん、五つ星で満点です)。オススメです。

あれから1週間経ったいま、松井先生の文字指導のワークショップに参加した、その余韻を楽しんでいるところです。思えば先生のブログのエントリ「ライティング指導の第一歩は文字指導から。」を読んだのも、もう5年ぐらい前のこととなります。早いものです。

ブログ記事はこちらです。
tmrowing.hatenablog.com

では、講座内容の感想を書きます。


先生の文字指導のワークショップは、受講前からきっとかなり勉強になるだろうと思っていたのですが、体調もあり、なかなか踏み切れずにいました。しかし今では申し込んで大正解でした。

講中、ブログで勝手に追っかけてきた(=紹介される本を絶版になる前に極力購入してきた?(^^;)一読者としては、分かっているつもりで実は分かっていなかったことが鮮明になるにつれ、それまで霧の中にいたのに突然視界が開けて先へと繋がったかのような感激を味わうことができました。非常にためになるワークショップでした。ブログで講義の内容をあれもこれも書いてしまいたい!という欲求に駆られますが(ネタバレになるので書けませんが(^^)/)、本当に学びが多い講義でした。

講義内容はこちら。
tmrowing.hatenablog.com

それでも、少しだけ書くのを許してもらえるとするならば、まず上の松井先生自身のブログにも掲載されているタイトル、「思い込みからの脱却 Learn, unlearn and relearn.」からの学びをまずは挙げたいと思います。unlearnする痛み、悲しみ。でもその先にあるrelearn。この言葉、多くのことに当てはまります。ぐっと心に残りました。これは、上にあげたブログの次の日の書き込みの他の受講者の方の感想にも書かれていました(クリック)

講義中は、基礎知識から文字指導、四線などの補助線のこと、書き順を学ぶにつれ、フォントや文字を見る時の目が受講前とは明らかに変わっていくのがわかりました。もちろん、今それは、自分が書く字にも返ってきています。アセンダーやディセンダーの肝となる「返し」ポイントで特に明らかです。リフレーミングが自分の中で起こったことを明確に意識しています。もうこれらのことを意識せずには英字は書けないでしょう。少なくとも生徒や先生方の前などでは(とは言っても、まだまだ下手なので実戦はこれから、ですが)。

講中は、マイクがオフのために伝わらないのに松井先生独特のジョークに対して結構笑う場面もあり、楽しく進んでいきました。

途中であまりにも刺激的すぎたので、これまで先生のブログに載っていて、買った本を開いてついつい読み込んでしまって、「あらー!説明についていってない!」となったところを除けば(すみません!)、しっかりと内容を理解できたのではないかと思っています。地震への対処も松井先生らしい素晴らしいものだったと思いました。

思わず読んでしまった本はこちら。
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僕個人としては、先生もどこかで書かれていたように、高校での勤務のため文字の導入時期には残念ながら立ち会うことはなかったのですが、現在の仕事が小学校から高校までの先生方の外国語学習・外国語科の研修支援ですので、文字指導の質問などもあります。そういう意味でも非常にタメになったと思います(最初はこのために受けようと思ったのですが、受けてみると結局は自分のためでした)。

まだ受けてらっしゃらない英語教師の方には今後も勧めたいと思っています。本来ならば、対面で受講したい気持ちもありますが、逆に遠方から参加する身としては、オンラインで受講できるのもよかったです。

以上、遅くなりましたが、感想です。また今回は「初級編」でしたので、今後「中級編」参加したいと思います。本当に参加してためになる講座でした。